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商品コード: J221A008

オーストリア 4ダカット金貨 1915年 フランツ・ヨーゼフ1世 リストライク NGC MS65

直径:約39mm 重量:約13.96g 金品位:0.986
FR488 KM2276
発行枚数:-

☆RESTRIKE NGC MS65パッケージ入り☆
※リストライク=再鋳貨/過去に使用していた型を使い、再び鋳造し発行されたコイン

表:フランツ・ヨーゼフ1世

裏:双頭の鷲

京都近江屋で坂本龍馬が暗殺されたころ、ヨーロッパでは、オーストリア帝国が、ガタついていた
内部住人であるマジャル人、まあマジャル人というは、ノアの箱舟が辿り着いたというアララト山が含まれるコーカサス地方に住む、いわゆる白人コーカソイドで、ユダヤ系も混じっていたりするのだが、そのマジャル人の圧力によって、いわば半独立国として自分たちの国、ハンガリー王国を認めろ!と騒いだのである
で、要求は通った
その結果、フランツ・ヨーゼフ1世は、オーストリアの皇帝にして、ハンガリア王国の国王となる

国名は「オーストリア=ハンガリア帝国」などとヘンテコに書くが、支配層はドイツ人だ
領土は広く、オーストリア、ハンガリーはむろんのことボヘミア、ボラヴィア、スロヴァキア、クロアチア、ボスニア・・・などを抱える多民族の大国家が出現した

今どきの若者なら「スゲーなあ」と、教養の欠片もない感嘆語を漏らすかもしれないが、フランツ・ヨーゼフ1世の血筋を知れば、スゲーのも納得する

祖父はかの神聖ローマ帝国皇帝フランツ2世だ。で、父親はカール大公
つまりオーストリア=ハンガリー帝国は、華麗なるハプスブルク家最後の帝国だったのである
徳川は300年で崩壊したが、ハプスブルク家はなんだかんだと650年もの間、君臨していたのだからさすがだ

フランツ・ヨーゼフ1世の母は、バイエルン王の娘ゾフィーである
これまたえらい美貌の持ち主で、息子のマザコンはそれが理由だと、加治は見ている
母をしのぐ美女、エリザベートと結婚したのは、母親を振りきるためではないだろうか
そうそう、昔宝塚に一度招待されて観た、演目が「エリザベート」だった
だからなんだ、と突っ込まれても、なにもないので、突っ込まないでいただきたい・・・

1908年、大変な事件が起っている
「サラエボ事件」だ
セルビア民族主義者の「黒手組」が、なんとオーストリア=ハンガリー帝国皇太子夫妻を暗殺したのだ
この事件がきっかけとなって、第一次世界大戦が勃発するのだが、最近になってセルビア政府の陰謀ではなく、 レーニン率いる共産主義が、世界革命の一貫として、黒手組を組織したという調査もある

~上記は、以前書き下ろしたフランツ・ヨーゼフ1世の解説より抜粋しました~

※コインの状態は画像をご確認ください
オーストリア
材質
デザイン人物
年代区分1900年代
グレード
販売価格: 0
SOLD OUT